「マンダラは、神々や仏たちと、その宮殿や世界の中心にそびえる須弥山が描かれた宇宙の縮図です。約1500年前にインドで誕生し、ネパール、チベット、中国、そして日本へも伝えられました。密教の修行僧が悟りを求めて修行する際の心の案内図として、あるいは弟子の入門儀式などに用いる道具として、チベットやネパールでは今も生き続けています。この展覧会では国立民族学博物館が収集した20世紀の資料を中心に、さまざまなマンダラやそこに登場する仏たちを紹介するとともに、その現代的な意義を探ります。ネパール、モンゴル、ブータン、インド、チベットの仏像や絵画など、約150点を展示します。
会期
2006.7.8 [土] - 9.24 [日]
休館日
月曜日(ただし、7月17日と9月18日は開館)、臨時休館日:7月18日(火)
開館時間
10:00~17:30 (入場は閉館の30分前まで)
観覧料
一般900円(720円)、大高生720円(580円)
※( )内は20名以上の団体料金。
※中学生以下と65歳以上、障害者手帳をお持ちの方(付き添い1名を含む)はいずれも無料です。展覧会入場時に確認いたしますので
・65歳以上の方は、年齢を確認できるもの(運転免許証、健康保険証等)をご持参ください。
・障害者手帳をお持ちの方は、手帳をご持参ください。
主催
埼玉県立近代美術館、国立民族学博物館、財団法人千里文化財団
監修
立川武蔵(愛知学院大学教授、国立民族学博物館名誉教授)
協賛
独立行政法人日本万国博覧会記念機構
協力
JR東日本大宮支社、埼玉県立近代美術館フレンド